一般社団法人日本福祉用具供給協会
トップページ > 福祉用具の日目次 > 福祉用具の日のこれまで > 「第41 回国際福祉機器展H.C.R.2014」に出展

「第41 回国際福祉機器展H.C.R.2014」に出展、出展者プレゼンテーションを行いました。



日本作業療法士協会 福祉用具部 部長
横浜市総合リハリビテーションセンター医療部 担当部長


 施設入所者が福祉用具を利用する場合にも、個々に異なる身体状況の違いに対応した適切な福祉用具が選択され、適合されることは重要である。また、入所者の状態変化によって、不適合が生じた場合には、速やかに適合する用具へ変更していくことも重要である。
 利用者の状態変化に対して全て施設保有の福祉用具で対応することは難しい面もあることを考えた場合、福祉用具のレンタルを活用することは大変有効的である。

日本介護支援専門員協会 常任理事
千葉福祉総合研究所 代表取締役


 施設において福祉用具を活用することは、介護職員の負担軽減と利用者のQOL向上に大変役立つと思われる。
 そのなかでも、「レンタル」という方法を導入することは、頻繁な用具の変更や精度の高い適合にも対応できるという大きなメリットがある。
 また、必要時に必要な福祉用具を導入できることも、施設経営の面からも有効である。

社会医療法人 仁愛会 在宅総合センター長


 ご利用者が地域でその人らしく生活をするためには福祉用具は不可欠である。
 施設で福祉用具を活用し続けるためには、①福祉用具を活用する組織作り ②福祉用具に詳しいリーダー育成 ③利用者に関わる人に対する人材育成 ④多職種、他事業所、地域との連携等が、大変重要だと考える。また、ご利用者が関わるすべての人や地域の理解とネットワークがとても大切だと考える。

日本福祉用具供給協会 会員事業者
サトウ(株) 代表取締役


 福祉用具活用の効果として、ご利用者の自立度・生活行動の向上や、施設・病院の専門職と福祉用具専門相談員の関わりが密になり多様な情報を共有できるようになることなどが挙げられる。
 施設において福祉用具のレンタルを導入して頂くには、施設に向けた福祉用具の更なる情報発信や、定期的な福祉用具勉強会の開催などが必要だと考える。また、合せて福祉用具専門相談員の医学的知識習得も大切ではないか。

 
当日は80名近くの方にご来場いただき、盛況のうちに無事終了することができました。

>このページのトップへ戻る